2009年05月の鑑賞日記

◆ 2009年05月24日(日)　Jake Shimabukuro：Across The Universe [CD]

[アーチスト]
　Jake Shimabukuro　(Ukulele)

[アルバム名]
　Across The Universe

[曲目]

　DISC 1 (CD)

　01. Across The Universe　Vo. Cyndi Lauper
　02. Help!
　03. Norwegian Wood
　04. All You Need Is Love
　05. Michelle
　06. I Will
　07. Yesterday
　08. Here, There & Everywhere
　09. Let It Be
　10. In My Life
　11. Something
　12. While My Guitar Gently Weeps
　13. Happy Xmas (War is Over)　Cello. Yo-Yo Ma

　DISC 2 (DVD)

　01. While My Guitar Gently Weeps
　02. Something

[コピー]

　永遠の旋律、無二の調べ
　シンディ・ローパー、ヨーヨー・マとの共演も光るトリビュート作品。
　世界的ウクレレ・プレイヤーとしての原点ともなった
　“ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス”を含む全13曲。

[コメント]

　「ジョージはウクレレを演奏することで心から自由になってい
　ました。そしてウクレレは周りの人みんなを笑顔に変えるから
　そんなウクレレがとても好きでした。私もジェークが弾くジョー
　ジの曲が何よりも好きです」　　　　　　オリビア・ハリスン

☆ひとこと感想☆
　ジェイクを初めて見た（聴いた）のは、随分前の「めざましテレビ」のハワイ中継だったと思う。朝からウクレレの衝撃的な演奏を聴かされて、唖然としていた記憶がある。ＣＤ屋では気にしつつ横目で眺めてはいたものの、手に取るまでにはならなかった。今回、ザ・ビートルズのカヴァーで、しかもかなりの優れもののアルバムだと聞いていて、近所のＣＤ屋で見かけたので買ってみた。
　何の前提知識もなく、ＣＤをかけてみるとシンディ・ローパーの特有の声。なんだこりゃと？見てみると、ヴォーカルが入っているのは、この一曲だけだった。他、最後の曲がヨーヨー・マとの共演で、一部本人のギターによる多重録音があるのを除いては、全てウクレレ一本の演奏であった。今更言うまでもないが、とにかく凄い。「ザ・ビートルズの曲であるが、単なるザ・ビートルズのカヴァーではない演奏」と思っていたら、そのような趣旨のことが日本語の解説に書いてあって、びっくりした。どれもこれも名演だと思うが、敢えて個人的に挙げれるとすれば、「08. Here, There & Everywhere」がかなり泣ける演奏で気に入った。
　初回盤のみに入っているＤＶＤは、その音がどのように生まれ出されるかが、非常にわかりやすい映像で綴られている。やはりジェイクはウクレレの歴史を変える人だ。

(2009.5.24 記)