[日時]
2010年12月01日(水) 開場18:00/開演18:30
[会場]
東京カテドラル聖マリア大聖堂
[プログラム]
第T部
【オルガン前奏】
Nun komm, den Heiden Heiland(J.H.Buttsstedt & J.G.Walther 曲)
ポジティフオルガン:大竹くみ
【ミサT部】
モテット「Pastores quidnam vidistis 羊飼い達よ、何を見たのか」
Motet(J.Clemens non Papa 曲)
岸 信介/Gemischter Chor TOKYO
三つあるクリスマスミサ「日中のミサ」より
グレゴリオ聖歌による 入祭唱:Puer natus est nobis
Sr.石川和子/ENSEMBLE PLEIADE
ミサ曲「Pastores quidnam vidistis」
Kyrie〜Gloria(J.Clemens non Papa 曲)
中館伸一/Angelic Voices
〜第一聖書朗読としてのモテット〜
Nr.60 Vom Himmel hoch, da komm' ich her(M.Luther 曲/J.S.Bach 編)
清水 昭/ensemble PMS
グレゴリオ聖歌による 昇階唱:Viderunt Omnes
アレルヤ唱:Dies Sanctificatus
Sr.石川和子/ENSEMBLE PLEIADE
Alleluia(A.D.Consolacion II 曲)
Credo(J.Clemens non Papa 曲)
田中豊輝/大久保混声合唱団
【クリスマスのお話 〜金澤正剛〜】
【世俗・現代の作品・世界のキャロル】
O Magnum Mysterium(M.Kocsar 曲)
Hodie Christus Natus Est(J.Karai 曲)
Ave Maria II(J.Karai 曲)
羽田喜久代/プロムジカくにたち
Ding Dong! Merrily on High(G.R.Woodward 曲/K.Malucelli and D.Sharon 編)
Deck the Halls(讃美歌2-129/堀内貴晃 編)
清水 昭/ensemble PMS
第U部
【ミサU部】
グレゴリオ聖歌による 奉献唱:Tui sunt caeli
Sr.石川和子/ENSEMBLE PLEIADE
ミサ曲「Pastores quidnam vidistis 羊飼い達よ、何を見たのか」
Sanctus〜Benedictus(J.Clemens non Papa 曲)
清水 昭/ensemble PMS
主の祈り Pater Noster(J.Handl 曲)
中館伸一/Angelic Voices
Agnus Dei(J.Clemens non Papa 曲)
岸 信介/Gemischter Chor TOKYO
グレゴリオ聖歌による 聖体拝領唱:Viderunt Omnes
Sr.石川和子/ENSEMBLE PLEIADE
O Magnum Mysterium(T.L.de Victoria 曲)
岸 信介/Gemischter Chor TOKYO
グレゴリオ聖歌による 閉祭唱:ite Missa est
Sr.石川和子/ENSEMBLE PLEIADE
【きよしこの夜のお話 〜大門康彦〜】
Stille Nacht, heilige Nacht きよしこの夜(F.Gruber 曲)
岸 信介/合同合唱
ポジティフオルガン:大竹くみ ギター:島林深雪
【オルガン後奏】
Von Himmel hoch, da komm ich her(F.W.Zachow 曲)
ポジティフオルガン:大竹くみ
☆ひとこと感想☆
日本合唱指揮者協会主催の当イベントがこの時期に開かれているのは、以前から
チラシなどで知っていたが、今回は初めて足を運んだ。「Angelic Voices」さんの中に
我が【富】からも6名ほど参加させていただいていたり、他にも歌の仲間が何名か参加
していた。僕自身は東京カテドラルでは過去に3回歌ったことがあるが、慣れないと
非常に歌いづらい場所だ。ただ、指揮者と自分を信じて演奏すれば、宗教曲としての
アウトプットは素晴らしいものになるのも事実である。上記曲目で太字で書いて
あるのが、プログラムにも太字で書いてあるもので、今回の演奏会のメインと
いうことのようだ。Clemens non Papa のミサ曲を中心に、"Stille Nacht, heilige Nacht" を
オリジナル版で演奏するのがテーマということになるのだろう。以前は、金井神父様が
司式をされていたとのことであるが、神父様は昨年天に召された。今回は、各団体が
入れ替わり立ち替わり演奏するということになり、(言い方は悪いが)合唱祭のような流れに
何か違和感を感じてしまった。
というわけで演奏についてである。各団体がそれぞれ実力があり、個性を持って
いるため、休憩なしの長い演奏会であっても、十分に楽しめた。それでも不思議なのが、
これだけ多種多様な宗教曲を聴いたのに、一番印象に残っているのが「ENSEMBLE PLEIADE」さん
のグレゴリオ聖歌なのだ。やはりあの場所で最も映えるのは、グレゴリオ聖歌ということ
になるのだろうか?
(2010.12.6,7 記)
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