◆ 2011年02月15日(火) 鈴木重子 and 木住野佳子：with you [CD]
◆ 2011年02月04日(金) 小田和正：自己ベスト [CD]
| ◆ 2011年02月15日(火) 鈴木重子 and 木住野佳子：with you [CD] | |
|
[アーチスト] 鈴木重子(vo) 木住野佳子(p, comp, arr) [アルバム名] with you [コピー] 出会い、溶け合い、光を放つ、ヴォイスとピアノ。 この２人だけが生み出し得た、美しい調べの記憶。 [曲目] 01. my favorite things Oscar Hammerstein II / Rechard Rodgers 02. a nightingale sang in berkeley square Manning Sherwin / Eric Maschwitz 03. falando de amor Antonio Carlos Jobim 04. one note samba Antonio Carlos Jobim / Newton Ferreia de Mendoca 05. something George Harrison 06. run for love 作詞：鈴木重子 / 作曲：木住野佳子 07. この道 作詞：北原白秋 / 作曲：山田耕筰 08. 蘇州夜曲 作詞：西條八十 / 作曲：服部良一 09. kiss for the earth 作詞：鈴木重子 / 作曲：木住野佳子 10. kiss for the earth (a cappella) 作詞：鈴木重子 / 作曲：木住野佳子 ☆ひとこと感想☆ 鈴木重子さんの３年ぶりのアルバムとなる今回のアルバムは、ピアニストの 木住野佳子さんとのコラボで構成されている。全ての音は、彼女の声と彼女のピアノしかない。 こういうシンプルなコンセプトのアルバムが僕は好きだ。「01.」と「02. 」、「03.」と「04.」、 「07.」と「08.」がトラックは分かれているものの、実質的には曲がつながっているという のもなかなか憎い演出である。 「01. my favorite 〜」はお馴染み『そうだ 京都、行こう。』である。鈴木重子さん の歌い方が、最近のアルバムで聴いていた歌い方よりずっとアグレッシブになっている のは、曲のせいだけではなく、ピアニストの木住野佳子さんのエネルギーをそのまんま 受け止めているからなのだろう。「02. a nightingale 〜」は、以前もアルバムに 収められていて、再録になるのだが、アレンジが違うとまた味わいが違う。この曲は、 去年失った歌の仲間と一緒にカルテットで団員の結婚式で歌ったことがあり、個人的に 想い出深い曲だ。まだちょっと冷静な気持ちでは聴けない。「05. something」は、 ビートルズナンバーの中で、僕が好きな曲のベスト３に入る曲。この曲を選曲して くれただけれもうれしい。「07. この道」、「08. 蘇州夜曲」も再録ではあるが、 以前のものとは姿かたちが全く違っていて面白い。やはり今回のように、 シンプルな方が好きだ。「09. kiss for the earth」は、化粧品メーカーのＣＭ に使われているとのことだが、まだオンエアで聴いたことがない。木住野佳子さん作曲の オリジナルで、鈴木重子さんが詞を付けている。好きだなぁ、こういう曲。 この曲に出会えただけでも、今回のアルバムを買った意味があった。 というわけで、結局鈴木重子さんのアルバムはずっと買い続けるのだろうなぁと、 今まで出した１２枚のアルバム（うち１枚はベスト・アルバム）を全て所有していることがわかり、再認識した。
(2011.2.15 記) |
