2011年12月の鑑賞日記

◆ 2011年12月25日(日)　有馬龍子バレエ団公演 [LIVE]

[日時] 　2011年12月18日(日) 開場14:15/開演15:00

[会場]
　京都会館第１ホール

[プログラム]

　Ｃｈｅｍｉｎｅｒ　～シュミネ～

　　曲：モーリス・ラヴェル「ボレロ」他
　　構成・演出・振付：矢上恵子

　くるみ割り人形　～クララの夢～　全２幕

　　曲：チャイコフスキー
　　構成・演出・振付：有馬えり子
　　監修：薄井憲二
　　指導：ミカエル・ドナール
　　バレエミストレス：高橋純子

☆ひとこと感想☆
　去年の８月のプレコンクールに続き、バレエの専門の高校で学んでいる姪が出演するバレエ公演を観るために京都に足を運んだ。本格的なバレエ公演を観るのは初めてであり、音楽のコンサートとは雰囲気の違う中、幕が開いた。
　最初の演目のＣｈｅｍｉｎｅｒは、矢上恵子さんのオリジナルプログラムで、暗幕の中に置かれたの７つのパイプ椅子の周りで、他に６名の演者とともに刺激的な音楽と照明の中で踊られる。後半は矢上さんを中心にラヴェルの「ボレロ」が演じられた。やはり「ボレロ」は踊りあってのものなのだと、改めて感じた。
　次の演目は、代表的なバレエ作品であるチャイコフスキーのくるみ割り人形。全曲を聴くこと自体なかなかないので、生演奏ではないとはいえ、それだけでも十分楽しむことが出来た。あのフレーズのあの音はこの動きとシンクロするのだ・・・などと。主役２人（クララ役とくるみ割り人形役）の踊りはさすがに圧巻であった。他にも準主役の踊りなどにも、引きつける踊りを見せる演者が沢山いて、面白かった。ちなみに姪は、第１幕第１場のマーチ役、第２幕第２場の花のワルツ役に出ていた。すっかり伯父馬鹿になってしまい、出ているステージでは彼女追うことだけに集中してしまった。

(2011.12.25 記)