| ◆ 2016年04月12日(火) さくら舞い散る道の上で | ||||||||||||||||||
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さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で 作詞：森山直太朗／御徒町凧 作曲：森山直太朗 「さくら（独唱）」より 先日の【富】の会社でのイベントの終曲に、森山直太朗さんの「さくら（独唱）」 を合唱で歌った。１０年以上前に「さくら（独唱）」の分析などと、偉そうに分析していた くらい好きな歌だ。最近では、ファルセットを使うと音域が合って気持ちいいため、 カラオケでは必ず入れる一曲になっている。話を戻すと・・・先日のイベントで この曲の合唱アレンジの歌を歌い始めてしばらくしたらこれだけ何回も歌っている曲なのに、 涙が込み上げそうになったのだ。何とか抑え込んだが、数小節若干音痴になってしまった。 お客さんの中に涙をぬぐっているように見える人がいて、ついつい釣られてしまった次第だ。 映画やドラマを見ていても、自分が涙してしまうシーンでは、決まって演じる人が 涙している。そう、そのシーンに感動しているというよりも、もらい泣きしてしまって いるのだ。つい先日の北島康介選手のオリンピック代表を逃した直後のインタビュー でも、インタビュアー自体が声を涙で詰まらせていた。散々北島選手にもらい泣き させた挙句、 イン：「その涙、たぶん自分は我慢しようと思われたと思いますけど？」 北島：「いやーまぁ・・・泣いてんだもん、インタビューの人。ずるいでしょ？そりゃずるいは。」 そりゃ確かにずるい。ということで、もらい泣きは仕方ないことだと今回は自分を正当化しておく。 宿敵スギ花粉も飛ばなくなり（ヒノキは飛んでるらしい）、天気も良かったので、 用事片付けがてら、少し遠距離のサイクリングをした。最後に中原郵便局での用事を 済ませてから、法政通りと交差する二ヶ領用水沿いに上流に向かって走った。 この道には、各所に桜やその他の花が植えられていてなかなか楽しい。ちょうど ソメイヨシノが花びらを落とす時期（八重桜は満開！）だったので、桜吹雪を 浴びながら自転車を走らせることになった。 そんな中、ずっと頭の中を巡っていたのが、冒頭の「さくら（独唱）」の歌。 歌詞の意味はちょっと悲しい内容だけど、この悲しさは、笑顔で流す涙の部類なの ではないかと思える。♪またこの場所で会おう・・・そうは言いながら、 もう二度と会えないかもしれないのだけれども。 この二ヶ領用水沿いサイクリングのスタートは法政通りで、ゴールは自転車で 進めなくなる宿河原。わが市の誇るお花見スポットだった。途中、散る桜をカップ焼きそばを 食べながら楽しむカップル、小さい子供を手をつないで歩く家族、上を見上げながら のんびり犬の散歩をしている人たち・・・などを横目で見ていて、人混み・泥酔・ゴミの山で うんざりする満開のときの花見よりも、この週遅れの花見の方が楽しいのではないかと思った。 来年は「舞い散る桜を見る会」でも企画してみようかと思ったのだった。
(2016.4.10,12 記) |
