2017年06月のえっせい

◆ 2017年06月11日(日)　ささやかな幸せをうたってる NEW!!

◆ 2017年06月11日(日)　ささやかな幸せをうたってる

見上げてごらん夜の星を 　小さな星の　小さな光が 　ささやかな幸せをうたってる 　作詞：永 六輔 　作曲：いずみたく 　２０１７年６月３日（土）１４時。前回の【富】の単独演奏会からほぼ２年経ち、 今回も会社のお膝元である「エポックなかはら」で、「富士通川崎合唱団創立７０周年記念第１０回演奏演奏会」 を開催した。定員が923名のホールを900名のお客さんで埋めるという高い目標の元、 ほぼ１年前のホール予約からこの演奏会の企画・運営、そして練習が始まった。 前回は二階席を使用しないことを前提に500名の目標を立て、501名のお客さんにお越しいただいた。 果たして今回はどうなったのか・・・。 ステージから見た風景 一階席から見た風景 二階席から見た風景 　ほぼ１年前と書いたが、実は今回の演奏会は、２年前に開催することを宣言していた。 前回の第９回演奏会のプログラムの最後には、 次回演奏会のお知らせ ２０１７年、富士通川崎合唱団は 創団７０周年を迎えます。 そして記念の第１０回演奏会を開催します。 ぜひ、７０回目の誕生日を 一緒に祝ってください。 また、お会いしましょう！ と書いてあった（書いてしまった）のだ。 今回は、創立７０周年記念演奏会ということもあり、スペシャルな企画も沢山用意した。 （１）新曲を委嘱初演する。 （２）ロゴマークを作成する。 （３）記念品を製作する。 （４）プログラムに７０年を振り返る記事を掲載する。 （５）パーティーを終演後に同じ「エポックなかはら」で開催する。 （１）については、団員から気に入った詩を募集して、それに我が団所属の作曲家黒崎和雄さんに曲を 委嘱するという企画だった。一年近く前、僕が選んだのは２０年来のファンである ヴォーカリストの鈴木重子さんが２００１年に出したエッセイ集「天使がいる星で」から３編だった。 結局その３編の中の１編「鳥」が作曲者の琴線に触れたようで、選ばれることとなった。 とても素敵な曲が出来上がって来て、演奏会でも好評だった。誰よりも僕自身が一番うれしかった のではないか。鈴木重子事務所の方には、詩の使用などについて、色々とお世話になった。 この場をお借りして感謝の気持ちを申し上げたい。 （２）については、団員からデザインを募集して、厳正なる投票の元、『コッペパンとりんご』（※） を図案化したものが選ばれた。「商標登録出願中」という状態にまで持って行くことは出来たのは、 同じようにロゴマークを数年前に登録出願した川崎市合唱連盟の方々に、色々と教えていただいたからだ。 この場をお借りして感謝の気持ちを申し上げたい。 　　（※）戦後間もない頃、外部指導者をお招きしたが、何もない時代のことだったので、 　　　　　お礼に『コッペパン１個とりんご』を紙にくるんでお渡ししたことに由来。 （３）については、検討に検討を重ねた結果、以下の２品を製作した。 ・団員に配布して当日も使用した楽譜カバー（ロゴマーク付き） ・パーティーで出席者に配布するお菓子（ロゴマーク付き） 業者選びから始まり、内容の交渉から、記念品の完成を当日に合わせるところまで一手に 引き受けた「記念品チーム」はとても頑張ったと思う。本当にありがとう。 （４）については、演奏会のプログラムの構成（ご挨拶、指導者ご紹介、演奏曲解説、歌詞、メンバー紹介） に加え、７０年を振り返る「富士通川崎合奏団の歩み」（1947年〜2006年）を２ページ、 「近年の活動」（2007年〜）を３ページ作成した。「プログラムチーム」で取り組んたのだが、 実際に記事を完成させたのは若いメンバーで、諸先輩の数々の指摘を受けながらも、これ程までの 完成度の高い内容を実現出来たのは凄いことだと思う。本当にありがとう。 （５）については、「パーティーチーム」が中心になって企画・運営を行った。１０年前に、 「６０周年記念パーティー」を開催しているので、VIPの方々、OB/OGの方々への通知 などを含めある程度ノウハウあったものの、その時の中心人物が既にこの団を離れているため、 そのノウハウの発掘から始まった。更に当日に向けて予想外の展開があったりと色々と苦労した。 しかし、結果的には盛況となり、出席していただいた方々には満足していただけたのではないだろうか。 実は僕はこの「パーティーチーム」に属していたのだが、直前にプライベートで大きな出来事 があったりして、一番重要な時期に何も出来なかったのが申し訳ない。 無事パーティーを遂行してくれて、本当にありがとう。 プログラムと「天使がいる星で」 作成した楽譜カバー 記念品のどら焼き 　というわけで、色々な方々に感謝の言葉しか浮かばない演奏会だった。当日お越しいただいた お客さんの数も「集客チーム」のあの手この手の宣伝の甲斐あって、711名もの お客さんにお越しいただくことが出来た。目標の900名には届かなかったが、ステージから見た 席の埋まり方はかなり満足出来るものだった。次回は是非本当に900人をめざそう！ 富士通川崎合唱団 創立７０周年記念 第１０回演奏演奏会 新しいうたをうたう 　　■曲目： 　　【1st Stage】 　　無伴奏宗教曲 　　　Ave Maris Stella　グレゴリオ聖歌 　　　O Filii et Filiae　作詩：Jean Tisserand　作曲：Ivo Antognini 　　　Ave Regina Caelorum　作曲：Ambrož Čopi 　　　Eternal Light　作詩：Alcuin of York　作曲：Leo Sowerby 　　　Cantate Domino　作曲：Vytautas Miškinis 　　【2nd Stage】 　　混声合唱とピアノのための「新しい歌」　作曲：信長 貴富 　　　�T．新しい歌　作詩：Ｆ．Ｇ．ロルカ　訳詩：長谷川 四郎 　　　�U．うたを うたう とき　作詩：まど・みちお 　　　�V．きみ歌えよ　作詩：谷川 俊太郎 　　　�W．鎮魂歌へのリクエスト　作詩：Ｌ．ヒューズ　訳詩：木島 始 　　　�X．一詩人の最後の歌　作詩：Ｈ．Ｃ．アンデルセン　訳詩：山室 静 　　【3rd Stage】 　　アラカルトステージ　“飛べ！明日へ” 　　　勇気１００％　作詞：松井 五郎　作曲：馬飼野 康二　編曲：橋本 剛 　　　見上げてごらん夜の星を　作詞：永 六輔　作曲：いずみたく　編曲：多胡 淳 　　　地上の星　作詞・作曲：中島みゆき　編曲：田中 達也 　　　かわさきのねいろ　作詞：浅川 由加里　作曲：出雲 謙一　補作・編曲：中山 博之 　　　鳥（創立７０周年記念 委嘱初演曲）　作詩：鈴木 重子　作曲：黒崎 和雄 　　　My Way　作詩：P. Anka (G. Thibaut) 　訳詩：中島 潤 　　　　　　　　作曲：J. Revaux & C. Francois　編曲：源田 俊一郎 　　【アンコール】 　　　星に願いを　作詞：N. Washington　作曲：L. Harline　編曲：青島 広志 　　　いちばんぼし　作詞：まど みちお　作曲：黒崎 和雄 　　■指揮：加藤 雅子 　　■ピアニスト：水戸 見弥子 (2017.6.10,11 記)

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